b-said-green’s blog ~物静かな植物たちの声~

植物のある生活をシンプルに楽しんで!

購入する前に。観葉植物編 ~ その2 ~

こんばんは。

今日は、昨日に引き続き購入するに至るまでの話です。

観葉植物を欲しいと思ったときに、どこで買うのがベストかという話を書いてみようと思います。

 

その前に、一般ユーザーの方々はこの園芸業界をどの様に見てらっしゃるのでしょう?

植木屋さん

花屋さん

園芸屋さん

装飾屋さん

庭師さん

色んな呼ばれ方があります。

 

そのことが示すように、園芸業界と言っても、

観葉植物  

庭木

生花

草花

アートフラワーにプリザーブドフラワー等など。

それぞれに専門知識と経験があるということなんです。

 

今回は観葉植物の購入なので、誰に頼みましょう?

専門店

園芸センター

フラワーショップ

造園屋さん

インテリア雑貨店

ネットショップ

ホームセンター

 

各分野の中で知識と経験を兼ね備えた方がきっといらっしゃると思います。

専門店なら観葉植物について詳しいのは当然ですし、園芸センターもしかり。

かといって、お花屋さんにだって観葉植物に精通した方は居ます。

最近では一部のホームセンターではクオリティも向上しています。

 

長年この仕事に携わって来て思うのは、お客様との出会いがやり甲斐であった様に、

言い換えれば、大切なのはどこで買うかより誰から買うかだと思います。

そのことを前提に、

理想的なお店でしっかりしたスタッフまたは店主の方を探してはいかがでしょう。

間違っても、ノリやイメージだけで推してくる店はパスしましょう。

 

1.知識があって信頼できるスタッフは居るか。

2.植物に痛みや病害虫はないか。

3.売り場は整理され、商品が大切にされているか。

4.商品はきれいにディスプレイされ、痛みはないか。

まず、基本的な判断ポイントを挙げてみました。

 

プラス、

5.植物と共にコーディネートできる鉢カバーなども取り扱っているか。

6.希望する品種を取り寄せて貰えるか。

 

 

常日頃思うのですが、私たちとお客様も出会いであるように

お客様といい植物の「 縁 」も出会いであると深く思います。

植物にも命があり、縁で繋がるんだということを何度も思わせて頂きました。

では、その 「 縁 」 をどこで探しますか?

 

生産者が心を込めて育てた観葉植物は質が良く丈夫です。

品種選びと管理さえ間違わなければ、よく育ってくれるのは間違いありません。

購入するなら、

ご近所の専門店、園芸センター、フラワーショップ ( 商品が豊富な )へ通ってみましょう。

そこで、しっかりとしたアドバイスをくれる方を探すのが一番です。

何か相談したいことがあった時に、すぐ相談にのって貰える環境は大きいですよ!

 

良い生産者が作る、いい植物。

出荷量を優先して、工業製品の様に同じ顔で大量に作られるものとは違い、同じように見えても一本一本に持ち味がある植物と是非出会って頂きたいと思います。

生産者を大切に思う店は、植物に対する思いも深いかもしれません。

物として扱っている様な店は論外です。

 

と、これから観葉植物を育ててみようと思われる方は、是非ご近所でいいお付き合いが出来る店を探されることをおすすめします。

 

ネットショップについて思うのは、基本的に手軽さは評価しません。

植物って、例えば犬や猫と同じに命あるものですから個人的には抵抗を感じます。

だって、猫や犬をネットで選びませんよね?

顔を見て、何となく性格を想像して決めると思うのです。

植物も同じじゃないですか?

 

では、ネットではダメなのか?

そんなことはありません。

ネットで販売なさっている方の中にも植物に対してのこだわりや、思いが伝わって来る方は多々いらっしゃいます。

コレクター向きの植物や、クオリティの高い植物を扱ってらっしゃるショップはきっと扱いも丁寧だと信じます。

そのあたりも評価等含めて判断されてはどうでしょうか。

希少性の高い植物を高額で購入される前に、一旦は手軽なものを購入してみるというのも判断材料になるかもしれませんね。

ネットならではの魅力は希少性の高い品種を探しやすいというところにもあります。

上級者の方にはより一層楽しみが広がりますよね。

 

「 餅は餅屋 」という言葉が昔からあるように、

それぞれ各分野の専門があるということはお分かりいただけたでしょうか。

育てる。

贈る。

用途に応じて使い分ける際の参考になればと思います。

 

 

専門店

園芸センター

フラワーショップ

ネットショップ

ホームセンター

どこで購入するにしても信頼できるかどうかに尽きます。

そうして、皆様自身の知識と経験が積み重なったとき、購入先の使い分けが見えて来ると思います。

 

次回は、「 購入する前に。観葉植物編 ~ その3 ~  」

具体的に品種はどう選ぶかについてのお話です。

 

 

f:id:b-said-green:20210607150340j:plain